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株式会社Quasar

支援事例

CASE STUDY

富士フイルム株式会社/
ICT戦略部 インフラセキュリティグループ マネージャー

加藤 森悠さん
Moriharu Kato

PROFILE

  • 名前
    加藤 森悠 さん
  • 年齢(入社当時)
    32
  • 前職の業界
    IT・情報通信
  • 前職の職種
    金融戦略本部 課長

課題に向き合いシステムの
「本来のあるべき姿」を追求するために

SIerでの16年を経て、富士フイルムで手に入れた「当事者」としての介在価値。

富士フイルム株式会社 ICT戦略部 インフラセキュリティグループ マネージャー。
株式会社NTTデータにて16年間、金融・公共領域のインフラ構築を牽引。2025年7月、富士フイルム株式会社へ入社。現在はグローバルなクラウド共通基盤の設計・推進に従事。

PROFILE

  • 名前
    加藤 森悠 さん
  • 年齢(入社当時)
    32
  • 前職の業界
    IT・情報通信
  • 前職の職種
    金融戦略本部 課長

Q.1「16年の蓄積」を、どこで昇華させるか

――NTTデータで16年。インフラエンジニアとして盤石のキャリアを築かれていた中、なぜあえて「事業会社」への転身という選択をされたのでしょうか。
加藤さん:
前職時代、ずっとキャリアをどうしていくかというところがふわふわしたまま、目の前の業務をやりきって、マネージャーにまで昇格しました。そのような状況の中で、はたして自分がいまのスタンスのまま、仕事をしていいのかという疑問が湧いてきました。
そのようなことがきっかけで、将来のことを考えるために、他社やエージェントに話を聞いてみようかなと思いました。
私自身SIerとして長年プロジェクトに携わる中で、システムはあくまで「課題解決の手段」であるという原点に立ち返りました。
「システムは使われてなんぼ」であって、何かの課題を解決するための手段と考えた時に、システムを開発して提供するだけでは、真の価値提供ができないなというのが、なんとなく自分の中であったので、実際に使う側の立場に近いところでシステムを開発、企画から運用というプロセスの最後まで、長期的に課題に携わるということをやりたい。というかやらなければいけないのではないかという使命感で転職しました。
――NTTデータさんですと、クラウドベンダーにいく方も多いと思うのですが、その選択肢はなかったのでしょうか。
加藤さん:
おっしゃる通りで、めちゃくちゃ転職していきます。特に、AWSさんに多くの方が転職していきます。私の知り合いも何人か転職していきました。
ただ、私の中ではクラウドだけをやりたいわけではなかったので、長い目で見た時に、さきほどお伝えしたように、システムは課題解決の手段であり、実際に使う立場に近いところで長期的に課題解決したいと思い、事業会社を目指して検討を進めました。

Q.2富士フイルムという「多角化の最前線」を選んだ理由

――数ある事業会社の中でも、富士フイルム社に惹かれた理由は何だったのでしょうか。
加藤さん:
理由は明確で、この会社が持つ「事業の多様性」と「技術へのストイックな姿勢」です。
富士フイルムは既存の枠を超えて多角的な事業展開を成功させており、それぞれの現場が抱えるIT課題も非常に複雑で高度です。インフラエンジニアとして、これほど知的好奇心を刺激されるフィールドは他にありませんでした。
また、選考過程で触れた「品質やガバナンスに対する考え方」が、金融・公共領域で私が大切にしてきた価値観と驚くほど合致していたことも大きな要因です。会社によっては、品質、ガバナンス、セキュリティは、第一ではなく、アジリティや高速に生み出していくというところもあるかと思うのですが、いままで私がやってきたバックボーン含めて、最も私の考え方にマッチしていました。
さらに、SIerからの転職であっても、私の専門性を評価いただき、期待値の表れとして非常に好条件を提示していただいたことも、背中を押される要因となりました。

Q.3入社後の手応え。AI民主化とイメージを裏切らない「自律」の文化

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――実際に入社されてみて、組織の空気感や環境はいかがですか。
加藤さん:
良い意味でギャップはありませんでした。
技術力へのこだわりや、コア技術を軸に事業を転換していく柔軟性はイメージ通りでした。富士フイルムは歴史ある企業で、もともと生産や医療についてはトップクラスの技術力を持っていると入社前から思っていました。
一方で、ITに関してはこれからの会社なのかなと思っていたのですが、そのようなことはなく、むしろ、AI活用に関しても積極的な会社でした。
具体的には、AIの民主化が想像以上に進んでいる点が印象的でした。特別なプロジェクトとしてではなく、社員ひとりひとりが自然に使える環境が整っていたり、AI活用のコミュニティがあったりして、業務改善に役立てている。これはすごいなと思いました。
このスピード感と技術の浸透度は、エンジニアにとって非常に魅力的な環境です。
また、それ以上に驚いたのは社員一人ひとりの「自律性の高さ」です。上司の指示を待つのではなく、自ら課題を見つけ、主体的に動くことが推奨される文化が根付いています。
これが富士フイルムが、いろいろな事業展開しながら、成長し続けてきた理由だなと感じました。

Q.4現在のミッション:グローバルな「共通機能」の設計と推進

――現在は、ICT戦略部でどのような役割を担っていらっしゃるのでしょうか。
加藤さん:
富士フイルムグループ全体のIT基盤を統括する組織にて、クラウド共通基盤の開発と推進を担当しています。具体的には、パブリッククラウドやAPIなど、全社・グローバルで展開する共通基盤の設計と実装です。
NTTデータ時代との決定的な違いは、既存のアーキテクチャに対して「こう変えれば、利用者にとってより良くなる」という課題を自ら見つけ、それをダイレクトに企画・実行に移せる点にあります。
自分の設計した基盤が世界中の拠点に影響を与え、会社全体の競争力を高めていく。その手応えをダイレクトに実感できるのは、事業会社ならではの醍醐味だと感じています。
正直、SIerとして受注する側ですと「本当のあるべき姿」を実現できないジレンマがあります。ビジネスなのでいろいろなしがらみがある中なので、仕方のない部分ではあるのですが、事業会社側であれば「本当のあるべき姿」を追求できるという状態です。そこにやりがいがあり、楽しいです。
一方で、難しさとしては、日本だけでなく、グローバルで足並みを揃えてやっていくという部分です。
海外の法規制や文化的なことで、やると言っても、現場はついてこないケースがあって、ここは、しっかりと現場に寄り添ってやる必要があります。

Q.5システムの本来あるべき姿を追求したい方に、富士フイルムはおすすめ

――最後に、富士フイルムさんに転職を検討されている方におすすめポイントを教えてください。
加藤さん:
富士フイルムは、いろいろな事業領域の事業を行なっていて、そのおかげで、いろいろなITの課題に携わることができます。それができる事業会社はかなり限られていると思っています。
事業会社の中で、給料水準や福利厚生はかなり充実していると思っています。また、歴史もあり、規模も非常に大きく、社会貢献性や存在意義を認知されている会社ですので、友人に話してもいい会社に転職したね。と言われます。転職自体を友人に祝ってもらえることも非常に嬉しいです。
事業会社で、課題に向き合いシステムの「本来のあるべき姿」を追求したい方には、富士フイルムは大きな選択肢の一つだと思います。
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